人形は顔が命

昨晩は娘のリクエストで鰻入り五目ずしとはま吸い。
雑事にかまけていて、3月初日にあわてて雛人形をだした。我が家のお雛様は小さな親王飾りなのだが、たいそう私好みの上品な美しいお顔で毎年飾るたびにうっとりする。日本人形ってだいたい顔が怖くてあまり部屋に置きたくないんだけど、これは良い。美人は好きだ。

それにしても、よくテレビなんかにでるアンティークの雛人形って本当に怖いよね。小さい子どもが見たら泣くよ。私の場合、漫画からの「日本人形=怖い」刷り込みも大だと思うんだけど。
怖い人形話といえば「わたしの人形は良い人形」ISBN:4168110443有閑倶楽部ISBN:4088561104をすぐ思い出す。しかしなんといっても「妖鬼妃伝」ISBN:4592883616で振り向きシーンが強烈だ。美内すずえの恐怖漫画は1コマのインパクトがすごかった。「白い影法師」の机からこんにちはシーンとかさ。
でもやはり、人形モノで本当に一番やばいのはハングマンのモルモットおじさんの体験談だと思う。だけど言及するのも怖くてここにタイトルもだせない(一度書いたけど消した)。実は文庫を持っていて、本当は処分したいのに恐くてできないというジレンマに陥っている。ビビリなんだよ。


ああ、もうお雛様しまわなきゃ。出したばっかりなのにー。